エンジニアになりたいけど実務の経験がない・・・
そんな場合にどうやれば就職までたどり着けるか、現役エンジニアの立場から考えてみます。
実務経験なしからエンジニアになるには
採用する側から考える
完全未経験OKのところでなければ多少なりともプログラムが組めてほしいです。
教えることにもパワーが必要です。
即戦力を求めるのは教えることにパワーを避けないからです。
ずっと付きっきりで教えるというのはできないので、自分で調べながらやってわからないところは聞くという自走が求められます。
どの程度のプログラムが組めたらいいのか
Web制作会社であれば、最低でもWordPressを多少カスタマイズができる、またはしたことがあるというくらいはアピールできたほうがいいです。
自社サービスをやっている会社にエンジニアで応募するなら自分でプログラムを書ける必要があると思います。
最初にも書きましたが、採用する側が考えることの1つに「教える時間がないから経験が少ない人を採用しない」ということがあります。
そのため、多少書けるようになっておく必要があります。
もし、バリバリ書けるようになれば会社に就職せずにフリーランスでやるという手段もありますから、書けるようになることはメリットしかありません。
未経験OK!っていう会社だったらラッキーです。即応募しましょう。(一応、怪しい会社じゃないかはチェックしてください)
仕事としてやるというのは、いきなり戦地に投入されるようなものですから、独習の時と成長のスピードが違います。
それなりにできるようになれば転職すればいいので、労働力を提供する代わりに上手に会社を使いましょう。
WordPressでプログラムを理解する
何で独習するか、ということを考えてみます。
Webシステムを1から作るというのはとっても大変です。
それに比べてWordPressはすでにシステムが完成しています。
WordPressをカスタマイズすれば以下の力が付きます。
・WordPressをカスタマイズしてみてプログラムとはどんなものなのかを理解する。(変数から始まって、if文、for文、functionやクラス等)
・カスタマイズをしながらPHPの力をつける。
・データベースがどんなものなのかを理解する。
WordPressで足りない部分
WordPressでは足りない部分を考えてみます。
・1から機能や画面を考える機会が少ない=1から作る力が付きにくい。
・WordPressは製品なので色々便利に作られていると思われるので、基礎的な部分を知らないままになる可能性がある。
作る力を付けるなら
Laravelのようなフレームワークを使って、何かを作ってみるのも良いと思います。
Laravelもだいぶ便利に作られているので、CodeIgniterの方が剥き出しのPHPに触る機会が多いと思います。
フレームワークとなるとインストールするところからなのでWordPressより苦戦するかもしれません。
プログラムってどんなものっていうところからの場合は、プログラミング学習サイトなんかで触ってみるのも良いです。
僕自身も自分が詳しくないところをやってみるためにプロゲートを使ってみたことがあります。
無料でできる範囲があるので、やってみるとプログラミングを体験することができます。
もし課金するなら連休なんかで一気にやって一ヶ月で解約するのがお得です。
以前、記事にしたものです。
少しでも何かを作ってみよう
やはり何かを作ってみることが大切です。
義務教育と違って、誰かが勝手にレールを引いてくれていて、自動でそのレールに乗れるような仕組みはありません。
当然苦労すると思いますし、怒りで才能が覚醒するような漫画的展開もありません。
とにかくやってみてください。
そして継続してください。
そうした先に実を結ぶと思います。
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