
「Wordpressを使ってサイトを作りたい」
そう思って必要なものを検索すると必ずサーバというワードが出てきます。
「必要って言われてもサーバのことなんてわからない!」
サーバ会社も色々だし、専門用語いっぱいだし、分からなくても仕方ないと思います。
僕はシステムエンジニアとして仕事をしていてレンタルサーバにも触れる機会が多いです。
そんな僕からプロ目線でおすすめのサーバを紹介します。
基本はXSERVER
僕はXSERVERというサーバ会社をおすすめします。
第一にXSERVERで考えて、価格面で合わなかったら他という考え方で良いと思います。
なぜXSERVERなのか
専門用語も出てきますが理由を書きますね。
SSDを使っている
データを保存する機械は主にハードディスクとSSDがあって、サーバ会社ではハードディスクを使っているところの方が多いと思います。理由はSSDよりも大容量で安価だからです。
SSDはハードディスクよりも動作が高速なのでSSDを使っているだけで高速化が期待できます。
NGINXを使っている
サーバソフトには大きく分けてApache(アパッチ)とNGINX(エンジンエックス)があるのですが、NGINXの方が高速だと言われています。
PHPの高速化の仕組みを作っている
こんな仕組みが入っている会社を他に知りません。
WordPressはPHPというもので動いているので、PHPを速くするとWordPressも速くなります。
速いは正義なんです!
じつは仕事でPHPで構築したお客さんのサイトをXSERVERで動かしているのですが、実際速いと思います。
速くなる仕組みが入っているのはポイントが高いです。
マルチドメインに対応している
あるサイトを運用していて、別のドメインで新たなサイトを作りたくなった時に新たなサイト用にもう一つサーバを契約する必要がありません!
これは複数のサイトを運用する可能性があるなら絶対に外せないです。
無料SSLに対応している
最近はURLの先頭がhttpsなのが普通になってきました。
少し前まではhttpsにするためにはお金が必要でしたが、最近は無料でhttpsにできる仕組みが広がってきました。
その仕組みを使ってXSERVERは無料でhttpsにできます。
管理画面もわかりやすい
レンタルサーバ会社によっては管理画面が一昔前の見た目だったりして使いにくかったりするんですが、XSERVERはそんな風には思いませんでした。
サポートも丁寧だった
具体的な内容は失念してしまいましたが、メールでサポートに質問した時も丁寧に答えてくれた覚えがあります。
利用者側からしたらどうしようもないから質問しているのにイマイチな回答をしてくるサーバ会社もあるんですよ・・・。(対応してくれた人によるのかもしれませんけどね)
上述の内容でなぜやたらと速度に関する項目があるかと言うと、サイトまでの表示に時間がかかるとそれだけでサイトを見ようとした人が離脱すると言われています。(実際表示に時間がかかるサイトは戻ったりしませんか?)
なので速いは正義なんです。
以上のことから僕がもう一つサーバを借りるとしたら確実にXSERVERにします。
ちなみに今はどうしているかと言うと自分で設定をいじくりたいのでVPSという1から自分で設定するものを借りています。そちらは専門的な知識が必要なので初心者にはおすすめできません。
X10という一番安いプランで初期費用3,000円+3ヶ月契約(1,200円×3)で6,600円(税抜き)から必要ですが、色々サーバを触ってきた身としては「まぁこんなもんかな」という価格です。

XSERVERより安いところとなればロリポップ
ライトプランだと月額250円〜となっています。
ペットボトル約2本分で1ヶ月借りられます。
250円からとなっているのは契約期間によって変化するからです。
1・3ヶ月契約なら300円
3ヶ月以上なら250円です。
電話サポートが無いので困った時に解決までに時間がかかる可能性があります。電話で話すとすぐに伝わることがメールになるととても時間がかかったり違った解釈になったりすることがあるからです。
ひとまずロリポップの安いプランで始めるというのもありだと思います。
無料期間で試してみよう
この記事以外でもXSERVERを推しているブログは多いと思います。
「とは言え自分で触ってみないと・・・」
と思われる方は各社の無料期間でまず触ってみるというのがいいと思います。

サーバを選ぶ際のポイント
もしご自身でもサーバを探してみようという場合には是非確認していただきたいポイントがあります。
価格
サイトを公開し続ける限り費用が発生します。
支払いを続けられる価格であることはサーバ選びの大前提ですが、各社のプランによってサーバ容量や電話サポートの有無といった機能が変わります。
サーバ容量
どれだけのデータを保存できるかが決まります。各社の安価なプランでも数十GB(ギガバイト)はあると思うのでちょっとのことで容量がいっぱいになることはありません。容量の大きなファイルをサーバに保存する予定だったり、高画質の画像をたくさん使ったサイトにする予定でなければ初心者の方はあまり気にしなくてもいいと思います。
容量が気になってくるのは後述のマルチドメインを使用して複数サイトを運営するようになってからです。
WordPressの簡単インストールはあるか
WordPressの準備もできるだけ楽な方がいいので簡単インストールがあるか確認しましょう。
無料SSLに対応しているか
httpsでサイトを見れるようになっていないとChromeで保護されていない通信と表示されるようになりました。常時SSLというのが当たり前の世の中になってきているので無料SSLに対応しているサーバ会社にしましょう。
【SSL豆知識】企業サイトであればサイトの持ち主が正しいことを証明するために有料のSSLを購入することもあります。(購入の際に企業の認証のため責任者に電話がかかってきたりします)
マルチドメインは可能か
マルチドメインが可能なプランになっていると一つの契約で複数サイトを運営することができます。
例えば、A社ベーシックプランを月額1000円で契約していたとします。最初にaaa.comを運用していましたが、bbb.comで別のサイトを立ち上げたくなりました。この時にbbb.com用にもう1つベーシックプランを契約する必要がありません。
マルチドメインは可能になっているプランをおすすめします。
※ドメイン費用はドメインごとに必要です。
その他
SSDと書いてあれば書いてるところのほうがいいです。データを保存するものは大きく二つあってHDD(ハードディスク)とSSDがあって、SSDのほうが圧倒的に高速だからです。
以上、サーバを選ぶ際のポイントでした。
上の方でも書きましたがまずは無料期間でサーバを触ってみるのがいいと思います。そうすると画面の使いやすさやサポートの充実度がわかりやすいはずです。
それでは良いWordPressライフを!

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